こんにちは!トイレメンテナンスのスマイルの近藤です。
最近、自宅でお風呂の掃除を行なっています。それに伴い、お風呂用の洗剤もドラッグストア等で買ってきたりします。
買われた方は分かると思うのですが、お風呂の洗剤コーナーには、多くのメーカーの商品が並んでいます。ボトルはあるので、詰替用を買おうと思い、見ているのですが、大きく分けて2つのタイプがあります。
1つは所謂、大手メーカーの商品でP&Gや花王の商品等です。
もう1つは、そこのドラッグストアのプライベートブランドや他のあまり知られていない商品です。
やはり、大手メーカーのは、価格は若干高めに設定してあります。
さて、皆さんならどちらを買うでしょうか?
詰替用なら、PB(プライベートブランド)で98円程度でもあり、NB(大手メーカー品)なら130円程度でしょうか?
「風呂の洗剤なんて、どれも一緒じゃないの?」と思い、安いPBを買ったりするのですが、使うと違いが分かります。
ここからはあくまで私の一意見として聞いてください(#^.^#)。。。
もちろん、モノによって違いはあるのですが、「泡立ち感」と「香り」が違うように感じます。
つまり、NBの方が、泡立ちよく、香りが何となく良いのです。
で、ここで問題なのは、「泡立ち」や「香り」は実は洗浄効果には何も関係ないと言うことです。
「香り」は本当に臭いがどうかだけの話しだけですので、誰でもそう思われるでしょう。
しかし「泡立ち」も実はたいして洗浄効果には関係ないのです。
つまり、NBは高いのですが、その差別化している部分は一番肝心の洗浄効果には、関係ないところで差別化していると言う事です。
ここで私の推論ですが、何故このような事実が起きるのか?なのですが・・・
洗剤そのもの(洗浄効果)では、おそらくどこのメーカーもそれ程の大きな違い(差別化)が出せない。
そこで・・・
NBは使っている時の「香り」や「泡立ち感」を重視して、『綺麗になった感』を演出しようとしている。
一方PBや中小のメーカーは、効果が一緒なら大手より安くすれば売れるだろう!!使ってもらえば、違いがない事に気付くハズ!と思って、製造している(実際にCMなんて出来ないので、大手のような費用は掛けられないのも現実)。
この違いかな?と勝手に推測しています。
そこで、私はどうしているかと言うと、なんだかんだで大手のNBを買っています。
価格差以上に掃除している時の、満足感があるからです。香りなんて関係ないと言えば関係ないのですが、しかし・・・やっぱり関係あるのです。
泡立ちも別に意味がなくても、掃除している気分になるのです(ノ゚ο゚)ノ 。
商品やサービスの提供側からすると、より良い商品やサービスを提供しようと考えて、本当に必要なものはこれですよ!とかありますよね?!
これは、本当は意味ないんですよ!なんでお客さんは分かってくれないのかな?みたいな(+o+)。
もちろん、間違った事実を正しく啓蒙する事も重要です。
しかし、商品やサービスを受ける側は、必ずしも供給する側と同じ考えではない事も事実です。
iPhoneで路線検索で数字を合わせる時のカリカリって言う音。私はあれが最高に好きです。こんなの別に必要ないと言えば必要ないです。
車のバタンと閉まる音(高級車は音が違うとよく言います)。
決して音だけではないですが、お客さんがどこで満足するかは、あくまでお客さんが決めることです。
話しを元に戻すと、もちろん大手NBは大量のCMを始めとする、宣伝広告費が使えます。これによる差は圧倒的です。しかし、決してそれだけ!ではないと思うのです。
この辺を読み間違えて、自分達の勝手な「正しい」考えでビジネスを進めていくと、「お客さんはわかってくれない!」となる事が、往々にしてあるのではないでしょうか?
さて、今日も帰りにお風呂の洗剤を買って帰ろう!!今日はどれにしようか?
ブログを書いた後だけに、かなり迷いそうです(#^.^#)。
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