自動器の故障は大変です
先日、当社のお客様である飲食店から電話が入りました。内容は、「男子トイレの洗面台の手洗いの水が出なくなった!」との事でした。最近は、ほとんどの手洗いが自動化されていますが、このトイレも同様に自動器でした。
当初、原因はストレーナー(フィルター)の目詰まりだろう!と勝手に思っていた私は、すぐに対応出来るものと、思って訪問しました。ところが・・・ストレーナーは、とてもきれいで何の問題もありません。なにが原因かな?と思いながら、自動器の本体部分のカバーを開けると・・
なんと!!さびさびです!!初めは、理由がよく分からなかったのですが、意味が分かりました。本来、このメーカーの自動器は上に向けて設置しなければなりません(この写真で言えば、90度時計回りが正常な位置)。ところが、給水管の立ち上げの位置が高すぎた為に、通常通りにすれば洗面台に当たって、設置できなかったので左に90度向けたようです。
ところが、この状態だとカバーが下を向くので、しぶきなどの水分が全て、カバーに溜まってしまいます。結果、自動器本体が、錆びてしまって故障したのです。
さて、自動器の故障ですが、その場ですぐ直せない事が多く(今回も止水栓がメーカー純正品だったので、再度閉店後に止水栓を取り替えて、手動の手洗いを設置しました)、以外に不便だな!と思いました。洗面台が2台以上あればまだよいのですが、1台だったので、その間お客様に不便をかけたと思います。
私達も自動器の設置をお勧めしますが、最悪の場合の態勢を社内で整えとかなければ、いけないと思った出来事でした。