防火ダンパーが原因でした!
先日、当社のお客さんで、以前から女子トイレの換気が機能していないところがあり、あれこれと確認していたのですが、ようやく原因が分かりました!!
原因は「防火ダンパー」でした。
防火ダンパーとは・・・空気調和用ダクトや換気用ダクト内に設置されるダンパー(羽根状の扉や板状の扉)のこと。通常はダクト内に吊り上げられているが、火災時に温度が上昇すると、ダンパーに設置してあるヒューズが溶解し、自動的にダンパーが下がり、ダクト内を流れる火炎や煙を遮断する仕組みになっている。(Goodリフォーム.jpより引用)
そう、この防火ダンパーが下がって、ダクトを遮断していたのです。メーカーに確認をとると、火災の時はもちろんですが、振動でも下がるときがるとの事です。考えれば、そうですよね!振動=地震で一番怖いのは、火災ですから!しかしながら、トイレのダクトのため、特に気づかなかったのでしょう!たとえ換気が出来ていなくて、臭いがしてきても、トイレだからこんなものか!と思われていたのでは、ないでしょうか?
ちなみに、本来はこうあるはずが・・
こうなっていました!!
窓のないトイレで、換気扇が機能しないと、当然ですが臭いがこもります。しかし、原因が分からないと、芳香剤を何個も置いたりする事になったりします。臭いがするには、必ず原因があるはずです。このような原因を究明し、対策を講じるのが、私達トイレ診断士です。今日も、トイレを快適にトイレ診断をしています!!