バキュームブレーカーとは・・・?
おはようございます。本日は、バキュームブレーカーを交換したときのお話しです。
まず、最初にバキュームブレーカーって、何?どのようなもの?と思われる方も、いらっしゃるので、まずは写真を・・
トイレでよく見かける、フラッシュバルブ式のタイプ。この・・
拡大した、この部品をバキュームブレーカーを呼びます。
バキュームブレーカとは、給水管に負圧が生じると吸気口より空気を吸い閉止弁を閉じて汚水の逆流を防ぐ構造をもったものをいいます。
なんの事か、分かりにくいと思いますので、もう少し説明を加えると・・通常は起こりえない事ですが、給水管に負圧が生じる(簡単に解釈すると引き込まれる、と想像して下さい)と、便器の水が給水管を通って、逆流する(引き込まれる)可能性があると言う事です。
えっ?どういう事?と思っていらっしゃる方、要は極端な話し、汚水がいつもの蛇口から出てくる可能性があると言う事なのです(蛇口を開けたら汚物が出てくるような事はないでしょうが、混入する可能性はあると言う事です)。
そこで、バキュームブレーカーの登場です!!これは、写真で言えば、上から下には、水を流すけれども、下から上(逆流)には流れないような仕組みになっています。この逆流防止弁のおかげで、先程話したような事態には、ならないのです。
で、このバキュームブレーカーが故障したので、交換をしました。
まずは、フラッシュバルブごと外して・・
左側が古いバキュームブレーカーで、右側が新しい部品です。
これを取り替えて・・・
完了です!!
出かけた先で、このようなフラッシュバルブを見かけたら、一度よく見てください。ちょっとしたことだけれども、水栓部品って、ものすごく考えられて作られているんですよ!!
スポンサーサイト