自動器の乾電池を交換してきました!
先日、自動器の乾電池を交換してきました。当社では、手洗いや小便器の自動器を販売しています。小便器の自動センサー・手洗いの自動センサー共に、乾電池式です(手洗いはオプションでAC電源があります)。
乾電池式の場合、お客さんの最大の不安は、電池が切れることです。小便器の水が流れない!これは最悪の場合、私共がかけつけるまで何とかなりますが(あまりよくはありませんが)、手洗いで、しかも1つしかない場合は、水が出ない!となると大問題です!!
そこで、当社では毎年10月に全てのお客さんの自動器の乾電池を交換しています。
上の写真は、手洗いの自動器の心臓部にあたる、電磁弁部です。ここを開けて乾電池を交換します。
単3アルカリを4本交換して、無事完了です。
ところで・・この自動器!!単3アルカリ4本を使用していますが、どれぐらい持つと思いますか?
実は、通常の使用頻度であれば、3年程度は大丈夫です。えっ、そんなに持つの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、この機械、電気をほとんど使用しないのです。
自己保持型電磁弁式と言うのですが、水を「流す」・「止める」をセンサーの反応によって電磁弁が開閉します。手を洗っている間、センサーが反応しっぱなしと思われますが、実は電磁弁は最初の開ける一瞬と閉める一瞬だけ、電気を流して開閉しているのです。時間にして、わずか28/1000秒です。と言う事は、開けるのに28/1000秒・閉めるのに28/1000秒と一度の手洗いに電気を流す時間は56/1000秒となります。1000人が使用して、やっと56秒電気を使用したこととなります。
それで、乾電池の使用でも長持ちするのです。
しかしながら、3年程度持つとはいえ、やはりいつかは電池なので切れます。そこで、当社では毎年10月を乾電池交換の月として、電池が切れる前に、交換しているのです。
こうすれば、お客さんも電池が切れる心配もありませんし、当社も「あのお店、いつ交換したっけ?」なんて事もなりません。
手動式の水栓箇所を後から自動器に交換されるのでしたら、乾電池式の方が、電気工事をしなくて済む分、安価に導入出来ます。しかし、くれぐれも、電池交換には要注意ですよ!!
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